我が家のコストコターキーのクリスマスレシピ(七面鳥の美味しい焼き方)
我が家のターキーレシピを紹介します!
先日コストコに行ってきた時に、冷凍コーナーでターキー(七面鳥)が売っていました。
コストコのターキー価格は100gあたり税込み49円です。(2014年11月17日時点価格)
コストコのバターボールターキー(七面鳥)は大きさが大体6.8~7.2kgぐらいの七面鳥にしては中ぐらいサイズです。なので3300円~3500円ぐらいの価格帯/1個あたり ということになります。
ネット通販等で買うと大体2倍~3倍ぐらいの価格ですので、かなりお得です!
クリスマス時期になるとターキー(七面鳥)の売上はかなりのものではないでしょうか。
コストコには外国人のお客さんもたくさん来られているので、コストコでターキーを購入している外国人も多くみられました。
我が家も毎年クリスマスにはターキー(七面鳥)を食べます。
家にはターキー用に大きいオーブンを買っていますが、最近の大き目のオーブンレンジでもターキーを焼くことが出来ます。
試しにコストコにある展示のオーブンレンジ31リットルにターキー(七面鳥)7キロを入れてみましたが、天板に乗せた状態で入りました!これなら一般家庭でもクリスマスにターキーが食べられます。
コストコ バターボールUSA産冷凍ターキー(七面鳥)写真↓
我が家のクリスマスターキーレシピ(七面鳥の焼き方)をご紹介します
まずターキーは今回は10キロのものですが、冷蔵庫の野菜室で2日ぐらい掛けて解凍しておきます。コストコのターキーも同じように解凍してください。
クリスマスターキーレシピ(七面鳥の焼き方)手順1
スタフィン(stuffing)作り。ターキーの中に詰める詰め物の事です。
食パン。食パンの片面にバターを塗り1センチのサイコロに切ります。
大体2斤ぐらいです。パンの耳もターキーに使います。
クリスマスターキーレシピ(七面鳥の焼き方)手順2
売っている状態のおなかの中は綺麗に掃除されていて、中に内臓(砂肝・心臓・レバー)が袋に入って入れてあるのでみじん切りにしておきます。
クリスマスターキーレシピ(七面鳥の焼き方)手順3
たまねぎ・セロリのみじん切り。
今回はたまねぎ2個とセロリ2本ぐらいをみじん切りにします。荒くてもOK。
クリスマスターキーレシピ(七面鳥の焼き方)手順4
たまねぎ・セロリ・内臓を炒めます。玉ねぎに少し色が付くぐらいしっかり炒めます。
クリスマスターキーレシピ(七面鳥の焼き方)手順5
よく炒めたら塩・コショウ・セージ・食パンを入れる。
ミルクを入れて湿らせる。団子状態になります。ぐっちょぐちょです。
今日は後でセロリのみじん切りを混ぜました。すべて分量はテキトーです。
これで我が家の「スタフィン」の出来上がり!熱が冷めるまで待ちます。
クリスマスターキーレシピ(七面鳥の焼き方)手順7
七面鳥の水分をペーパータオルでふき取ります。特におなかの中は念入りに。
血や水が溜まっています。丁寧にターキーの中身を拭いてください。
そしてターキーのおしりの方から冷めたスタフィンを詰め込みます。
ターキーにスタフィンを入れ終わったら、入り口の上下の皮を爪楊枝で縫うように閉じていきます。
ターキーの表面に塩コショウを丁寧に塗りこみます。
塩コショウの後にバターかオリーブオイルを塗りこみます。今日はヘルシーにオリーブオイル。
バーベキュー用の串をターキー(七面鳥)に4本さす。持つ時に持ちやすいのと、熱伝導で早く焼けます。これは我が家独特の焼き方かもしれません。
クリスマスターキーレシピ(七面鳥の焼き方)手順10
ターキーをオーブンで焼きます。
ターキー(七面鳥)を焼く温度と時間は、オーブン375℃で30分。 350℃で2~3時間。ぐらいです。
ターキーのネックとブイヨンでスープを取っておきます。ネックも内臓と同じ様におなかの中に入っています。
我が家のターキーソース、グレービーソース(通称グレベ)
バターかオリーブオイルと小麦粉をテキトーにこんがり色づくまで炒めます。
↓↓↓↓
ブイヨンのキューブをテキトーに入れてお水をテキトーに入れて煮込みます。
クリスマスターキーレシピ(七面鳥の焼き方)手順10
時々オーブンの中を見てターキーの表面が乾燥してきたら、さっきのターキー(七面鳥)ネックのスープを掛けながら焼きます。
じゅーっっと音をたててかかるスープが良いかおりです。
ターキー(七面鳥)に色が付いてきたら焦げないようにセロリの葉を乗せます。
ターキー(七面鳥)には焼き上がりがわかるピンが刺さっています。
ターキー(七面鳥)にささったピンの中から赤い棒が出てきたら出来上がり♪
きれいな色に焼きあがりました。
今回は10キロの七面鳥が2時間半で焼きあがりました~。
クリスマスターキーレシピ(七面鳥の焼き方)手順12
七面鳥から出た肉汁をさっきのグレビーソースに足します。
これでさっきのグレービーソースのコクがぐんと増します。
ソースは塩コショウで味を調えてできあがり♪こんな色になります。
クリスマスの七面鳥には市販のクランベリーソースもつけて食べます。
甘酸っぱくて大好きなんです。
甘いジャムのようなソースはターキーに合わないようで合いますw。
クリスマスディナーではターキーの付け合わせとして同時進行でマッシュポテトを作ります。(今回はジャガイモ25個分ぐらい)これもおいしいです!
10kgはさすがにでかい!
七面鳥の中の詰め物やソースは家によって色々種類があるみたいですが、このレシピは祖母たちが仕事で関わったアメリカ人に聞いたものなので、そのアメリカ人の家庭の味なんでしょう。
先ほど作ったクリスマスターキー用のグレービーソース
私はクリスマスターキーのモモ部分が一番好きです!
ターキーの味は鶏よりジューシーであっさりしていて、味が濃いんです。
コストコのターキーはこのターキーより一回り小さいですが、価格がとにかく安いです。
気軽に作るにはコストコのバターボールターキーがお勧めですねー。
クリスマスにターキー(七面鳥)を食べる理由が気になったので、
なぜチキンではなく七面鳥なのか、由来をしらべてみました。
ターキーをクリスマスに食べる理由はさかのぼること400年前に由来がありました。
1620年にイギリスからアメリカへ移り住んだピューリタン(清教徒)の半数は最初の年の冬を越せずに亡くなったそうです。
彼らを全滅から救ったのがインディアンで、先住民は進んだメキシコ高原の農業文化の影響を受けて、当時すでにトーモロコシ、かぼちゃ、豆などを栽培していました。
先住民は白人に当面の食料を贈るとともに食料の作り方を教えました。同じ時に北米原産の七面鳥も贈ったので白人は生き延びることが出来たといわれます。それが現在ターキーを食べる由来となった理由です。
翌年、教えられたとおり栽培したトーモロコシやかぼちゃを収穫したとき、白人は恩人の先住民を招待し収穫を神に感謝する祭りを行いました。
それが収穫感謝祭という「サンクスギビングデー」です。アメリカでは11月の第4木曜日、カナダでは10月の第2月曜日になっている。日本のプロテスタントでは収穫感謝日と呼ぶ。アメリカでは11月の第4木曜日、カナダでは10月の第2月曜日になっている。
それ以来、ターキー(七面鳥)はお祝いの席に欠かせないメニューになりました。
感謝祭、クリスマス、結婚式など大勢が集まるパーティには七面鳥が用意されます。
この習慣がヨーロッパへ伝わり、クリスマスのメニューとして定着し世界中へ広まったといわれます。
そんな歴史的な理由があったなんて、意外です。今の豊かなアメリカの台地を作るきっかけになった出来事に七面鳥が深くかかわっていたということですね。