畳FAQ

こんなときどうするの?

畳Qestion 畳に醤油や灯油をこぼしたら
畳Answer こぼした上に小麦粉、塩、ベビーパウダー、粉石鹸、クレンザーなどの粉末をふりかけ、十分液体を吸い取らせてから処理し、その後かたく絞った布で畳をよく拭いてください。
畳Qestion 畳に家具のあとが付いたらどうしたらいい?
畳Answer 畳がへこんだ所に適度に霧吹きして、ぬれタオルを当てアイロンをかけてください。
畳Qestion 畳の日焼けを直したい
畳Answer 中性洗剤の薄め液で固く絞った雑巾で、畳を雑巾がけをしてから、酢を1%ぐらい混ぜたぬるま湯で拭いてください。
畳Qestion 畳に焼け焦げを作ってしまったら?
畳Answer タバコのように小さい場合はオキシフルで漂白し、ロウをたらして穴を埋め、セロハンテープを貼ってコゲ畳の穴が大きくならないようにしてください。
畳Qestion 畳にカビがはえてしまいました。
畳Answer 消毒用アルコールをスプレーするか、布に染み込ませ拭き取ってください。乾いたら掃除機を畳の目に沿って丁寧にかけます。
その後、空き缶などを畳の下に置き、畳を数センチ浮かせ風通しをよくし、乾燥させます。
※カビの掃除をする時は、胞子を吸い込まないように必ずマスクをつけてください。
畳Qestion 畳にダニが発生したらどうしたらいいですか?
畳Answer 掃除の回数を増やしたり、自然通気に心がけてください。事前に畳の防虫シートを活用すると、ダニの発生を抑えられます。
 
 畳健康度チェック
畳替えには裏返し・表替え・新調があります。おうちの畳に必要な処置は一体どれ!? まずは畳診断チェックから!あなたの畳はいくつあてはまりますか?
畳を替えて3年以上経っている。
畳の縁が擦り切れている。
畳(い草)の香りがしない。
畳にしみや汚れ、キズがある。
畳を歩くと、きしんだり柔かく感じる。
畳に家具の跡の凹凸がついている。
畳に色ムラや色あせがある。(日焼け等)
畳の表面にふくらみが出来る。
畳にタバコのこげ穴がある。
畳と畳の間や、畳と壁の間に隙間がある。
衣服や靴下にい草がつく。
畳が湿気っぽく感じる事がある。
畳の表面が毛羽立ってチクチクする。
畳がカビ臭く感じる事がある。

【結果発表】
チェックが
2個以下
健康な畳 畳はまだまだ健康です。ただし油断は禁物!湿度管理を心がけてこれからも美しい状態を保って下さい。
チェックが
3~5個
畳裏返し 今使っている畳を裏返し、きれいな面に替えてそのまま使います。ただ、表の傷みがひどかったり、一度裏返しをしている畳は裏返しできません。
チェックが
6~8個
畳表替え

畳表と畳縁を新品に取り替える工事です。畳床はそのまま使います。畳を長く使いたい方は、良い畳表を使ってこまめに表替えすると経済的です。一般的に目安は3~5年程度と言われています

チェックが
9個以上
畳新調 新畳とは寸法を測り、畳床を含めた畳の全てを新品に取り替える工事です。
湿気などで畳床が傷んでいる場合は新畳をお勧めします。新調は5年が目安です。
 
畳湿度管理チェック
湿気はたたみの大敵です。油断していると梅雨時期にカビが・・・なんて事になりかねません。 お家の湿度管理は出来ているでしょうか?さあ早速チェック!!
家にたたみの部屋がある。
出来るだけ窓を開け換気を心がけている
換気する時は対角線方向の窓を開けるなど効果的な換気をしている。
入浴中、扇風機を回すか、窓を開けている。
炊事のとき換気扇をつけている。
入浴後、浴室の乾くまで扇風機を回すか窓を開けている。
家の中に湿度計がある。
室内の調湿を考えて炭を置いている。
床下の換気口を大きくとっている。
壁素材は土壁や珪藻土を使用している。
洗濯機(選択用・食器用・浴室の排気口は室外に排出している)
石油・ガスストーブやファンヒーターを使用するときは換気している。 
加湿器の使用はできるだけ控えている。
石油・ガスストーブの上にやかんをのせないようにしている。
窓ガラス、アルミサッシにできた結露はふき取っている。
窓ガラスの結露防止を考えて複層ガラスを使用している。

【結果発表】
チェックが
15以上
優良湿度 畳の湿度管理に問題は有りません
チェックが
14~10個
注意 室内に湿度計を置き湿度管理を心がけ、出来るだけ換気をしましょう。
チェックが
9個以下
危険 湿害の危険性があります。床下のチェック・畳の乾燥をしましょう。
住まいの中でカビやダニが大量発生するのは、湿度、温度、栄養分などの3つの条件が整った時であり、1つでも条件を抑えれば大量発生しません。
風通しをよくしたり、除湿器で部屋の湿気を抑えるだけで防げます。
かといって乾燥しすぎると畳表がはやく削れます。適度な湿度を心がけてください。

・室内の換気に充分気をつけ.掃除をマメにして下さい。
・水分を多く含んだ雑巾で拭き掃除しない.固く絞ったものを使って下さい。
・加湿器を過剰に使用しないこと。
・天気のいい日は窓を開けて室内に風を入れて喚気をして下さい。